RPGツクールMVでクソゲーを作ってみて学んだ6つのこと

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目次

はじめに

1.自分の製作できるペースがわかった

2.計画性のなさ

3.思いつきで作ってはいけないということ

4.テストプレイは死ぬほどやろう

5.エンディング1つだけじゃものたりないor作品にもう1つプラスアルファ的なものがあると良い

6.ゲーム製作は大変

おわりに

 

 

 はじめに

今回は前回ブログで書いたRPGツクールMVでのゲーム製作を終えてみて、考えられるだけでも6つ反省点があるということがわかったので振り返って書いておこうかと思いました。

 

今までゲームを作りたいと思ってプログラミングの勉強をしたりして作ろうとしたりしていたのですが、途中で挫折してしまったりして作りたいと思ってモヤモヤしながら7年近く経ってました。最近ですとプログラミングなしでもゲームが作れるという環境が整ってきていてそれでかつ名作が生まれ収入を得る人も出てきました。

 

プログラミングが出来なくても十分収入を得られるくらいのゲームが作れる時代になったんですよね。そう考えると本当に良い時代になったと思っています。でも僕は環境が整ってもプログラミングでゲームを作るほうがかっこいいと勝手に思い込み出来もしないのにプログラミングでゲームを作ろうとしていました。これが大体6年ぐらい前から一昨年の10月くらいまでの話です(呆れ)。

 

去年の10月ぐらいからゲームエンジンでゲームを作っても良いのではないかという思いに駆られUnityに手を出すも今年の2月くらいに製作を中断してしまいます。なんともお粗末な結果です。

 

今年の目標の一つが最低ひとつのゲームを作ること!でした。何とか早くゲームを作りたい。ここで作らないとゲームがいつまでたっても作れない。いや、ゲームだけじゃなくて何をやっても最後までやり遂げることができない、完成させることが出来ないいつまでも卑屈な人間になってしまうのではないかという思いがありました。

 

そこで取り組んだのが前回ブログに書いた1週間でRPGツクールMVを使ってゲームを作るチャレンジです。

 

前回、RPGツクールMVを使ってゲームを完成させたことをブログに書きました。

abebetaro.hatenablog.jp

 

今回は実際にRPGツクールMVで簡単なクソゲーを作ってみて学んだ6つのことを反省をしながらまとめてみました。

 

1.自分の製作できるペースがわかった

僕は今までRPGツクールでゲームを作ったことがなければ完成させたこともないので、どれくらい時間がかかるかわからなかったのですが、とりあえず一週間という時間を設けて今回のチャレンジを実施しました。ゲームを作るのにイベントの作成方法がちょっとわからないところもあったり調べたりで時間がかかった部分もありましたが、どのくらい時間がかかるのかというのが大体わかりました。これはゲームを一つ完成させてみないことにはわからないことなので今回、クソゲー製作で自分の製作ペースがつかめたので次回はどのくらいかかるのかを考えながら計画していきたいと思っています。

 

2.計画性のなさ

僕は思い立ったらとりあえずやろう!という感じの人なので手を動かしながら考えるという感じで今回作ってみました。本当は計画を立てながら作るのが良いのかもしれないですし、どちらが良いというわけでもないと思います。今回、一週間でゲームを作るというときにはやっぱり計画を立ててどんな感じの終わり方にするのかゲームの進行はどのようにするのかというのを順序立てて紙などに書いてから作っていくというほうが良いと僕個人は思いました。期限が迫ってきてどうしよう!となるような感じでゲームを作ってしまったのでゲームの出来もあまりよくありませんでした。次回の製作ではある程度ゲームのシナリオや進行などを決めておこうと思っています。

 

3.思いつきで作ってはいけないということ

計画性のなさと重なる部分がありますが、手を動かしながら作るのでその場で出てくるアイディアに沿って作っていきました。なかなか次どうしようかというものが浮かばないときはとりあえず横になったりして別のことをしたりして過ごすなんてことがよくあり、その結果なかなか進まなかったりしました。ちゃんと紙にアイディアを書いて挙げられるだけ書いていたらまだ作りやすかったのかもしれませんし、ぎりぎりまで時間がかかるなんてことはなかったかもしれません。
なんとなくでゲームを作ってはいけないということを学んだこともあって次回からはちゃんとアイディア出しもしっかりやっていきたいです。

 

4.テストプレイは死ぬほどやろう

ゲーム製作においてテストプレイは一番おろそかにしてはいけないことだと今回ゲームを作り終えてみて実感しました。一番失敗したなと感じたのはゲームを作り終えてからも本当は違うカギにするつもりが他のカギになっていて普通ならあけられないはずのタイミングでドアが開けられてしまうなどの不具合が起きていました。RPGアツマールというサイトではゲームで遊びながらコメントが書けるのでどういった不具合があったのかコメントしてくださった方がいて助かりました。

普通であればゲームをリリースする前にテストプレイをしっかりやって確認をしておくべきことなのに確認できていると思い込んで出来ていませんでした。次回の作品では僕自身も死ぬほど指が痛くなるくらいテストプレイして、さらに僕の知り合いの方にリリース前にテストプレイをお願いして不具合がないか確認してもらおうと思っています。

 

5.エンディング1つだけじゃものたりないor作品にもう1つプラスアルファ的なものがあると良い

今回のゲーム製作ではとにかくゲームを作り終えようという気持ちでゲームを作りました。ということもあり、エンディングにはあまりこだわっておらず、マルチエンディングなんていう発想もありませんでした。

プレイしていただいた方の中にはマルチエンディングがあると思っていたのになかったという声もあったり、もっとやりこみ要素などもあったほうがよかったのかなと思いました。単純にゲームをクリアするだけでは物足りないなと自分でも思うしそこまでの作品にもならなかったので次回はやりこみ要素も追加していきたいと考えています。

 

6.ゲーム製作は大変

今回やってみて本当に実感したのはゲーム製作は大変ということです。今回はプログラミングなしで素材もほぼRPGツクールMVの最初から入っている素材を使用して作りました。追加した素材はぱくたそさんからタイトル画面にしようしたワンルームマンションの部屋の写真、ニコニコモンズからは複数のSEの音声などを使用しました。それだけでも割と画像の加工を行ったりして手間がかかりました。

ゲームを作ろうと思ってから作り終えるまでに思った以上に時間がかかって正直始まってから作り終えるまでの一週間はツイッターを見ないって宣言したものの1ヶ月に途中で変更すればよかったって思ったりしました笑。たとえプログラミングなしでも作るまでに時間がかかるので本当に労力がいるなと思います。

今回実際に取り組んでみてどんなゲーム製作でもやはり大変だと実感するに至りました。次回作では大変さを理解した上でちゃんと計画を立ててゲームを作っていきたいと思います。

 

おわりに

クソゲーを作り終えて正直少しだけ自分の気持ちが前向きになりました。多くの人はこんなクソゲーを作って何になるんだって思うのかもしれませんが、自分にとっては今まで卑屈で何事も最後まで作り終えることができなかった自分から少し脱皮してまた違う自分になれたようなそんな気がしました。

そんなわけでここまで読んでくださった方ありがとうございました!

 

次回作は今作よりもちゃんとしたものができるように心がけてがんばります!